2010年8月19日木曜日

Why Corel MovieWriter sucks

プライベートのDVDを作成していたんだけど、CorelのDVD作成ソフトであるMovieWriterがひどすぎて、怒りが収まらない。
たった一枚のDVD-Videoのために、友人たちが取ってくれた合計40本程度の動画を細かく繋いだところ、
重すぎて映像を選択するだけで3分待たされるのはまだ許す。
映像の再生もしてない、ただタイトルをマウスでクリックするたびになんの計算をしてるんだと考えると腹立たしいけど。

イライラを抑えながらなんとか最後のDVD出力までたどり着く。
出力開始40分後、今度は突然、異常終了する。
なんのエラーメッセージも吐かないから対応も取りづらい。
MP4からHDまで多様な形式をつないでいるので、相性の悪いフォーマットがあるのかなと、
とりあえずチャプターを減らして、正常に終了したところとかかった時間から、不具合のあるチャプターを特定する。
しかし、不具合のあるチャプターも、本来の3分の1程度の長さでDVDをつくれば正常に出力されてしまうので
特定が難しいのに加えて、テストに時間がかかる。

つないだ映像の本数が多いし、形式も多様だから難しいのだろうと気を使わせる時点で
すでに値段の価値もないソフトウェアですね。
最初から対応してないって分かっていれば全部一度ffmpegでmpegに統一するよ。
しょうがないから作れる範囲の短いDVDで出力し、あとから自分でインポートしなおせば、
形式も統一だし、ソース本数が減るから焼けるようになるはず。

しかし、ここでも問題が発生。
チャプターの数も30に満たない数しかないのに、チャプター数の限界に達したとして
DVD書き込み中に中断。

これも何度か繰り返して特定。
原因は、映像に暗転をいれていたところ、0秒のチャプターが存在していたため。
エラーメッセージ間違ってるよ。
そもそも映像変換中に気づいてくれよ。
DVD書き込み中に中断したらDVDが一枚無駄になるんですけど。

それまでは警戒して、ファイル出力にしていたけど、今回は映像の編集も変換もないので
問題がないだろうと、つい油断してDVD出力に設定し寝てしまっていた。
信じちゃいけなかった。

そして、数々の試練を乗り越えて、ついに一枚出力完了。
ここまで2週間もかかった。
しかし、すでに疑心暗鬼の私は安心をしない。
もちろん再生して確認する。
どこでどんなトラブルがあっても驚かないぞと思っていたけどまさかね。
なんとまあ、あきれてしまう。
自分で作ったものをインポートしたら音声が全て消えるのはひどすぎるないか?

一回出力するのに40分程度はかかるから、一晩なんてあっという間。
あんな重いソフトウェアでも一応映像の切り貼りだけは三日で終わったのにそこからが長すぎる。
結果として、5GのDVD一枚をまともにつくることができずに2週間経過。
これでBlu-ray対応なんて笑わせる。

ここまでの数々の問題でも使えないことが明白ですが、もっとひどい問題もある。
MTSという形式があります。
HD動画の形式だけど、その動画も読み込んで編集することができるのはすばらしい。
出力も成功するのですが、実際は内部のデコードで失敗していて、映像が乱れてそれ以降の映像はとび、音声がずれるという悲惨な状態。
これを成功として、再生するまでわからないようにするのは良識を疑う。

金返せじゃすまない。
2週間の睡眠時間とその間の体調不良をどうしてくれる。